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主に本の紹介、読書感想文、時には漫画、映画などエンタメ全般について綴る

プリズム 百田尚樹

百田尚樹
ISBN9784344020641
幻冬舎

以前、ブックオフでハードカバーを買ってきて置いてあったのですが、最近文庫本になっているのを見かけ、これは読まなければと思い読みました。

漫画のようにとても面白く読めます。とても読みやすく普段小説を読まない人にこそお勧め。ただSF的?(SFでもないですね)な要素が入っているので、そういう系統を受け付けない人には向かないと思いますね。

この作家は、「永遠のゼロ」もそうですがとても読みやすいです。平易な文章で書かれていて、特に難しい語彙が必要なわけではありません。だから勉強にはならないかもしれませんが、わざわざ難しく書かれたものを有り難がる必要はありません。

ちょっと展開が強引だし突っ込み所はあるかと思いますが、エンターテイメントとして楽しむ分にはとてもいいと思いました。他にもこの作者の本を読んでみようと思います。

前半はミステリー色が強く非常に興味をそそられながらページを追っていきました。しかし後半は恋愛色がかなり強くなり、なので私はちょっと辟易して興味を失ってきたのですが、ラストは良かったと思います。恋愛小説と言うよりもっとミステリー要素を強くしてくれたら、個人的にはもっと興味深かったかもしれません。

 

プリズム (幻冬舎文庫)

プリズム (幻冬舎文庫)

 
プリズム

プリズム

 

 
ネタバレしない程度にとっかかりはどんな話か書くと、

主人公の女性が、家庭教師を請け負った豪邸でとある男性と出会います。その男性は最初は乱暴者かと思われたのですが、次に出会った時は非常に物腰も柔らかく素敵です。何なのだろうと徐々にその男性が気になっていくというお話です。(全然核心は書いていませんよ)

イデアとしてはとても面白いと思うんですが、作品自体に深みは無いかもしれませんね。単純に話が進みすぎるような気もするし、後半がやはり女性目線の恋愛ドラマになってしまい、ちょっと感情移入が出来ませんでした。

しかしです。感動的とか内容の濃さという意味では「永遠のゼロ」かもしれませんが、単純にエンターテイメントとしてみたら悪くないと思いますよ。文章が読みやすく、軽快で面白いので読ませますし、漫画だと思って読めば大変面白いです。私は一気読みしましたし、作者の他の作品も読んでみたいと思います。

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